2019年4月28日日曜日

永き日

永き日の十連休のまだ二日

今年のゴールデンウィークは十連休
何処へゆくでもなく何をするでもなくベッドの中
ながきひの じゅうれんきゅうの まだふつか
季語:永き日(ながきひ)
春になり昼の時間が伸びて、日が長く感じられること。

2019年4月27日土曜日

春雷

春雷や一つ落とした飲み薬


昼食後の薬三錠を口に入れたはずが一つこぼれて
探していると雷が
しゅんらいや ひとつおとした のみぐすり 
季語:春雷(しゅんらい)
春に鳴る雷。夏の雷のような激しさはない。

2019年4月24日水曜日

山笑う

リハビリのグーパーグーパー山笑う
 

手のリハビリの仕上げはグーパーを10回。窓から見える山が微笑んでいるようです。
りはびりの ぐーぱーぐーぱー やまわらう
季語:山笑う(やまわらう) 
草木が芽吹き、花が咲き鳥のさえずる春の山を擬人化して「山笑ふ」といった。夏の山の「山滴る」、秋の山の「山装ふ」、冬の山「山眠る」に対応する季語である。

2019年4月19日金曜日

春の月

故郷へ幾山川や春の月

春の満月は手の届くようにあっても故郷は遠く
この月が平成最後の満月
ふるさとへ いくやまかわや はるのつき
季語:春の月(はるのつき)
春の空は水分が多く、月も潤んだ感じがする。月といえば秋の月をさすので、春の一字をつける。

2019年4月15日月曜日

母の誕生日

母さん今年も桜が咲きました

今日は母さんの誕生日ですね。今年もきれいに桜が咲きました。空の上から見えましたか。
かあさん ことしもさくらが さきました
季語:桜(さくら)
桜は花の中の花。花といえば桜。

2019年4月12日金曜日

父の忌

父の忌や平成最後となる桜

今日は28回目の父の忌
もうすぐ元号は令和となり、この桜も平成最後の桜となります
ちちのきや へいせいさいごと なるさくら
季語:桜(さくら)
俳句では花といえば桜のことですが、ソメイヨシノは全て一本の木から接ぎ木によるクローンだとか

2019年4月10日水曜日

春の雪

平成の箱根峠の春の雪

気象予報士が何度も平成最後の寒の戻りです、と、ホントかなぁ

へいせいの はこねとうげの はるのゆき
季語:春の雪(はるのゆき)
立春を過ぎてから降る雪

2019年4月5日金曜日

落花

一ひらと十ひら百ひら落花千

数枚の花びらが舞ったあと数えきれない花びらが風に舞います
開花してからの桜は満開となるやいなや散りはじめ時の移ろいを感じます
ひとひらと とひらひゃくひら らっかせん
季語:落花(らっか)
桜の花が盛りを過ぎて散ること

2019年4月4日木曜日

花見

晴天や酒も団子もなき花見

青空に満開の桜が映えて!天気がいいのが何より!
天候の変化や気温の変動があっても桜は咲きます。えらいもんですねぇ。
!酒もいらなきゃ団子もいらぬ、桜に青空あればいい~
せいてんや さけもだんごも なきはなみ
季語︰花見(はなみ)
桜の花をめでること。桜の花の下で行われる宴会。

2019年4月2日火曜日

花曇り

天井も壁もうんざり花曇り

ベッドから見えるのは見飽きた天井と壁とカーテンばかり
たとえ曇りでも桜を見ていたいと思います
てんじょうも かべもうんざり はなぐもり
季語:花曇り(はなぐもり)
桜が咲く頃の曇り空。比較的明るい曇り空。

2019年4月1日月曜日

新元号「令和」

新元号は「令和」花見に行かむ

新元号が発表されました「令和」は予想外でした
個人的には「礼和」または「弘和」「広和」が良かったかな
しんげんごうは れいわ はなみにゆかむ
季語:花見(はなみ)
桜の花をめでること。桜の花の下で行われる宴会。


今月からブログを始めました。
作りためていた俳句もできるだけ探して掲載しました。
ハードディスククラッシュでバックアップしてなかった俳句は残念ながら復活できませんでした。