2021年9月18日土曜日

稲妻や電灯の紐継ぎ足して

稲妻や電灯の紐継ぎ足して

昔は電灯の紐を継ぎ足して寝転んだまま点けたり消したり。
いなずまや でんとうのひも つぎたして
季語:稲妻(いなずま)
空がひび割れるかのように走る電光のこと。空中の放電現象によるものだが、その大音響の雷が夏の季語なのに対し、稲妻が秋の季語となっているのは、稲を実らせると信じられていたからである。