2024年3月26日火曜日

寝違えし首で仰ぐや鳥曇

寝違えし首で仰ぐや鳥曇

寝違えた首で仰ぐ曇り空を渡り鳥が帰る頃かもしれないと眺めました。
ねちがえし くびであおぐや とりぐもり
季語:鳥曇(とりぐもり)
秋、日本に渡ってきた雁や鴨などが、北の繁殖地に帰っていく頃の曇り空。その頃の雲は鳥雲。また、鳥のはばたきが風のように聞こえるので、その頃の風を鳥風という。鳥の群が瞬く間に消えていったあとには、曇り空だけが残る。