2025年4月2日水曜日

令和七年お花見十句

令和七年お花見十句

雨の朝濡れてゆこうかお花見に
 お花見の朝は雨となりました。今日のお花見は中止だろうか。
花よりも先にみたらし団子かな
 お昼のデザートはみたらし団子のムースです。お花見はできるかわかりませんが、花より先に団子です。美味い!
花人に手を振る人や二階より
 晴れてお花見ができることになりました!外に出ると眩しく日が射しています。病棟の前に差し掛かると手を振る人がいます。
目の前に触れんばかりに桜かな
 脇道に入ると目の前には桜の枝が差し掛からります。
明日への今日のご褒美初桜
 今日の天気も桜も待ちわびたt花人へのご褒美に違いない。
車椅子列なしており花の道
 車椅子が連なって花を見ている花の道。
花の下踊り囃してサクラマン
 桜の木の下で桜の木に扮した人が踊っている。山田室長らしい。
たんぽぽのぽっぽっぽっと一並び
 道の脇を見るとたんぽぽが咲いている。
ひっそりと椿の咲いておりにけり
 桜に気を取られて椿が咲いてるのに気が付きませんでした。
春の海天気晴朗波高し
 お花見を楽しんで帰り際海を見ると春の海らしからぬ波立っています。

明日への今日のご褒美初桜

明日への今日のご褒美初桜

お花見の時間には晴れて青空の下車椅子が列をなしてお花見です。
 あしたへの きょうのごほうび はつざくら
季語:初桜(はつざくら)
その年に初めて咲いた桜のこと。初花と同義であるが、初花よりも植物であることに重きが置かれる。