2019年6月7日金曜日

風祭展

「故郷」
梅雨めくやコキコキと鳴る右の肩
色白でありたる母の日傘かな
梅雨明けの少年の日の青き空
流灯の取りやめとなり雨あがる
母の手のぬくもり今も秋夕焼
生きるとはそういうことか冬木立
リハビリ室の一面の窓山笑う
故郷へ幾山川や春の月
塩の道七坂八十八夜かな
晴れやかに令和を迎え夏きざす


風祭展を見にいってきました。
梅雨入りと重なってしまいましたが、無事に行ってこれました。いい体験が出来て外出にも自信がついて良かったです。
この一年の俳句の中から選んだ十句を出展しました。