2024年11月14日木曜日

花芒ついのすみかは舗道脇

花芒ついのすみかは舗道脇

人知れず生まれ人知れず消えてゆく一瞬でも誰かの記憶に残れば良し。
 はなすすき ついのすみかは ほどうわき
季語:花芒(はなすすき)
「芒」という季語が葉、茎、花の全体像を指すのに対し、「尾花」は 芒の花だけをさす季語である。夏から秋にかけて二十センチから 三十センチほどの、黄金色で箒状の花穂をつける。花穂は熟すに したがって白っぽくなり、晩秋には白い毛の生えた種を風に飛ば す。動物の尾に似ているところから尾花といわれる。