2021年12月4日土曜日

日時計の見えなくなりし冬日影

日時計の見えなくなりし冬日影

窓に差し込む陽の光があっという間に通り過ぎてゆきます。
ひどかいの みえなくなりし ふゆひかげ
季語:冬日影(ふゆひかげ)
冬の一日と冬の太陽の両方の意味で使われる。歳時記によっては「冬の日」「冬日」と別立てのものもある。冬は日照時間が短く、すぐに暮れてしまう。それだけに昼間の日差しをいっぱいに浴びたいという思いがこもる。雪の日の多い日本海側と乾燥した日の多い太平洋側とで、はこの季語のもつ印象はおのずと異なろう。