2020年2月26日水曜日

不安感と安堵感

ナースコール押して待つ間の春の闇

ナースコールが重なって順番を待つ間の不安感と回ってきたときの安堵感。
なーすこーる おしてまつまの はるのやみ
季語:春の闇(はるのやみ)
月のない春の夜の闇をいう。潤んだ闇のそこここに、たしかな春の息吹が感じられる。

2020年2月25日火曜日

ウイルス感染の広がり

ウイルスに国境は無き春疾風

新型コロナウイルスの感染が広がっています。
ういるすに こっきょうはなき はるはやて
季語:春疾風(はるはやて)
春の烈風のこと。冬の西高東低の気圧配置がくずれ、低気圧が東海上に抜けるにともなって荒れた天気となり、ときには嵐となる。

2020年2月24日月曜日

永き日にふと思う

永き日や髭でも伸ばしてみようか

いつの間にか日が長くなってきました。髭を剃ってもらいながら、ふと髭を伸ばしてみようかと。
ながきひや ひげでも のばしてみようか
季語:永き日(ながきひ)
春になり、昼の時間が伸びて来ること。実際は夏のほうが春より日が長いが、心理的には春は日が長く感じられる。

2020年2月20日木曜日

春の昼のやんわりと

春の昼やんわりと竹ゆりかえし

早春の風とたわむれるように竹がゆったりと揺れています。
はるのひる やんわりとたけ ゆりかえし
季語:春の昼(はるのひる)
春の真昼をいう。明るく暖かく閑かなものである。

2020年2月18日火曜日

新型ウイルスと梅の花

新型のウイルス騒ぎ梅の花

新型コロナウイルスの感染が広がるばかりです。どうなるのでしょうか。梅が静かに咲いています。
しんがたの ういるすさわぎ うめのはな
季語:梅の花(うめのはな)
二月は暦の上では春を迎え、梅は他の花にさきがけて咲き始め春を告げる花。

2020年2月14日金曜日

バレンタインデー

子規食うやバレンタインのチョコレート

正岡子規は、ココアを菓子パンと一緒に毎日のようにとるほど好きだったそうですが、チョコレートは?
しきくうや ばれんたいんの ちょこれーと
季語:バレンタインデー(ばれんたいんでー)
二月十四日。キリスト教司祭のウァレンティヌスが皇帝にそむいたため処刑された日。今では「ウァレンティヌス」は「聖バレンタイン」として敬われ、世界では広く「愛の日」となった。日本では、女性が愛の告白をしてもいい日とされ、 男性にチョコレートなどを贈る。

2020年2月10日月曜日

船の窓から春の灯が

帰れない埠頭の船の春灯

新型コロナウィルスの感染防止のために埠頭に止まったままの船の明かりが煌々と。
かえれない ふとうのふねの はるともし
季語:春灯(はるともし)
春の夜をともす燈火のこと。春の灯ともいう。

2020年2月8日土曜日

マスクの品不足

腹話術めくマスクして話す人

マスクと言えば風邪、インフルエンザ、花粉症ですが、今年は新型コロナウィルスで大変です。
ふくわじゅつめく ますくして はなすひと
季語:マスク(ますく)
白いガーゼなどで口や鼻をおおうもの。風邪の感染予防や寒さ、乾燥などから鼻や喉を守る。

2020年2月4日火曜日

立春

入院の我が家が恵方春立ちぬ

今日は立春、今年の恵方は西南西、箱根病院からは偶然我が家が西南西!
にゅういんの わがやがえほう はるたちぬ
季語:春立ちぬ(はるたちぬ)
二十四節気の最初の節気で、二月四日ころ。節分の翌日になる。厳しい寒さはまだ続くが、温かくなるにつれて梅の花もほころぶころ。

2020年2月2日日曜日

令和二年二月二日

令和二年二月二日の二時過ぎて

昼食のあとウトウトしたら二時を過ぎて、今日は令和二年二月二日だと気がついた。
れいわにねん にがつふつかの にじすぎて
季語:二月(にがつ)
上旬に立春を迎えはしても、厳しい寒さの続く時節。冷たい空気の中、日ざしはすこしづつ春を感じさせるようになる。