2019年6月12日水曜日

睡蓮

睡蓮や鯉の波紋のその中に

睡蓮が鯉の起こした波にゆらゆらゆれています
すいれんやこいのはもんのそのなかに 
季語:睡蓮(すいれん) 
昼間に咲いて夕方になると花を閉じて夜は眠る(睡る)。そして花が蓮(ハス)に似ているところから、睡蓮。

5 件のコメント:

  1. 静かで心落ち着く風景が目に浮かびます。今朝、井の頭公園の池の水がきれいになり、モネの「睡蓮」の絵のような風景が見られる、とニュースでやっていました。小椋佳の「薄紅色の」という歌も「蓮の花」を歌った良い曲で、この俳句から連想しました。

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    1. 小椋佳の曲は以前からよく聴きました。「薄紅色の」も覚えています。この句はスイレン、コイ、の語感から恋を連想してできました。

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  2. コメントは清でした。

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  3. スイレン、コイ、から恋を連想したとすると、心落ち着く風景ではなく、波紋のその中で揺れる若い心ですね。全く違う印象の俳句になりました。

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    1. 雉の声の句から「コイ」つながりの句でした。

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