2020年4月30日木曜日

行く春を惜しむ

春惜しむ窓から少し見える空

窓からは裏山の雑木林、三階から降りる避難通路そして少しだけ空が見えます。その小さな空の光が春から初夏へと変わり始めました。
はるおしむ まどからすこし みえるそら
季語:春惜しむ(はるおしむ)
過ぎゆく春を惜しむこと。春は秋と並んで過ごしやすく、自然のすがたも美しい。また物事の始まりの季節であり、人との出会いや別れも多い。春を惜しむことは、人生の佳き時間や佳き交わりを惜しむ心につながる。

2 件のコメント:

  1. 私達が見落としてしまいそうな春から初夏への移ろいを敏感に感じ取ったのですね。少しという語が、病床から見える範囲を思わせて、重要な語だと思いました。清

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    1. 2月に病室を引っ越して3ヶ月、早春から初夏への季節の移ろいを感じました。ベッドからの定点観測の成果?です。

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