2020年9月13日日曜日

月:月を想う

降れば闇止めば雲間を渡る月

雨が降ったり止んだりして、降れば闇となり止めば月があらわれますが、雲の流れがはやく月が走馬灯のように見えて、思い出もまた蘇ります。
ふればやみ やめばくもまを わたるつき
季語:月(つき)
秋の月のこと。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである。

2 件のコメント:

  1. 主役の月が照っているのに、雲が流れて月を隠したり、雨が降って闇になったり・・・月を想いながら豊かな時間が流れているのを感じました。私はこんなに長い時間月を眺めることがないなぁと思いました。

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    1. 月を眺めていのは五~六分だったと思いますが、雨がやんでいた間雲の流れが月の光を通して見えました。雲の切れ間では月が煌々とあらわれ、再び雲がかかり雨が降り出すまでのわずかな時間でしたが、心に残っています。

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