2021年1月17日日曜日

よく見れば明日が見える枯木立

よく見れば明日が見える枯木立

阪神淡路大震災から二十六年、明日は必ずやって来る。
よくみれば あしたがみえる かれこだち
季語:枯木立(かれこだち)
落葉樹が冬になって、すべての棄を落とした状態になること。枯れたように見えることから枯木というが、立ち枯れの木のことではない。

4 件のコメント:

  1. もう26年ですか。あの日のことはありありと覚えています。神戸ではあの震災を知らない子供達がもう大人になっているのですね。戦争を知らない私達のように。枯木立越しに見える晴れた空を、弘君は「明るい明日」と表現しているのだと思いました。勇気を貰える句ですね!

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    1. 震災からの復興も進んできたようです。今は新型コロナ感染で大変な状況ですが、これも乗り越えていけると信じています。枯木には冬芽が春を待っています。

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  2. 明日というのは春を待つ冬芽のことでしたか。それで「よく見れば」なのですね!

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    1. 枯木立は葉を落として見晴らしが良く、枝には希望の芽が見えます。

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