2021年2月23日火曜日

春風の遠くにありし昭和かな

春風の遠くにありし昭和かな

穏やかな春の風に、なぜか昭和を感じました。
はるかぜの とおくにありし しょうわかな
季語:春風(はるかぜ)
春に吹く風をいう。草花やこの芽を育み、鳥のさえずるを誘う、暖かく穏やかな風である。

2 件のコメント:

  1. 我々が生まれた昭和にとっての明治と、今の子供達が生まれる令和にとっての昭和は同じぐらい遠いのですね。「春風」から「昭和」を連想した弘君の頭の中でどんな化学反応があったのでしょうか?弘君にとって「昭和」は「春風」のように穏やかなイメージなのかな、と思いました。

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    1. コロナ禍にあって穏やかな春の風を感じたとき、昭和30年からの記憶は春のイメージでした。「春風」から「昭和」を連想したのは「降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男」が頭にあったからです。

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