2021年2月26日金曜日

大方は知らずにおりし春の雨

大方は知らずにおりし春の雨

久しぶりの雨、あっという間にやんでしまいました。
おおかたは しらずにおりし はるのあめ
季語:春の雨(はるのあめ)
春に降る雨の総称。雨には概して陰鬱なイメージがつきまといがちであるが、この季語には春ならではの明るく暖かな雰囲気がある。なお「三冊子」では陰暦正月から三月の初めに降るのを春の雨。それ以降は春雨と区別している。

2 件のコメント:

  1. 一瞬を切り取って「詩」になっている傑作だと思いました。春の雨がちょっと降ってすぐ止んでしまった。そのことを自分以外誰も知らないだろう。何度も読んで余韻に浸りました。

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    1. 食事介助の看護師さんに「ようやく雨が降りましたね」と伝えたら「えっ雨降ったの?知らなかった!」から一句になりました。
      山火事のあたりには降らなかったようでした。

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