2021年3月7日日曜日

食介のお腹の鳴るや長閑なり

食介のお腹の鳴るや長閑なり

食事介助のうら若き乙女のお腹がキューっと鳴って。
しょっかいの おなかのなるや のどかなり
季語:長閑(のどか)
春の日がうるわしくなごやかに照って、よろずの物が輝くさまをいう。

2 件のコメント:

  1. 食事介助の方は忙しくてご自分の食事が後回しになっていたのかも知れませんね。「長閑」の語は『のんびりしている』ぐらいに思っていましたが、素晴らしい意味があるのですね。病院生活の平和な一瞬を切り取った微笑ましい句ですね。

    返信削除
    返信
    1. 食事は入院生活の楽しみで、その時のなごやかな一つのエピソードです。

      削除