2021年3月9日火曜日

春愁や薄日に薄くかかる雲

春愁や薄日に薄くかかる雲

晴れそうでいて薄曇りの空、気持ちも曇りがち。
しゅんしゅうや うすびにうすく かかるくも
季語:春愁(しゅんしゅう)
春におぼえる愁いをいう。特別な理由がある愁いではない。花が咲き鳥が囀る季節ではあるが、ふとしたことで心がくもるのも春ならではのこと。

4 件のコメント:

  1. 「春愁」の心模様を風景に置き換えると、まさにこういう事ではないか、と思いました。自分自身は春愁を体感したことが無い気がします。個人的原因ではない、季節的な「愁い」、それも春だけに覚える・・・昔の人の感受性を無くしているのでしょうか。

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    1. ふと、心に何かを感じたり思ったりをすること季語で表すと、春は「春愁」秋は「秋思」なのだそうです。

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  2. 「愁思」はあるのですね。さすがに夏と冬はないのでしょうか。暑すぎて寒すぎてというハッキリとした愁いばかりかな。

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    1. オフコースで♪冬と夏の間に春を置きました、だから春は少しだけ中途半端なのです…♪という歌詞の曲がありました。この曲で歌われていたのも春と秋だった気がします。

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