2021年4月12日月曜日

菜の花や青天をゆく雲ふたつ

菜の花や青天をゆく雲ふたつ

一面の菜の花から思い出す青空の双子のような白い雲。
なのはなや せいてんをゆく くもふたつ
季語:菜の花(なのはな)
菜種の黄色い花。一面に広がる黄色の菜の花畑は晩春の代表的な景色。近世、菜種油が灯明として用いられるようになってから、関西を中心に栽培されるようになった。花の莟は食用にもなる。



3 件のコメント:

  1. 気持ち良い風景が目に浮かびました。菜の花の黄色はひときわ目立つ美しさで、長く楽しめて好きです。「菜の花畑に入日うすれ」朧月夜も良い歌ですね。画面の色紙が良いですね。色々な絵があって、そこに好きなことを書き込めるのでしょうか?

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    1. 四月十二日は父の命日でした。父と伯父さんのことを思っての一句です。ネットで菜の花と雲の画像を見つけてパソコン(ペイント)で作ってみました。

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  2. 双子だった親のことを思っての句だったのですね。句に込められた意味が分かりました。実は菜の花忌の句や「青天を衝け」への連想に気をとられて、「雲ふたつ」に意味があるのかなぁ、と思いつつスルーしていました。説明に「双子のような」とあるのに・・・

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