2021年5月13日木曜日

さざなみの畦こえて吹く植田かな

さざなみの畦こえて吹く植田かな

早いところは田植えも進んでいるでしょうね。
さざなみの あぜこえてふく あおたかな
季語:植田(うえた)
田植を終えてまもない田。苗が動かないように田水が満々と張られ、空や周囲の風景を映している。稲の苗を植える田も植田という。

3 件のコメント:

  1. 「さざなみ」は水で、「畦こえて吹く」のは風?その関係が良く分かりませんでした。田植えを終えたばかりの田を「植田」と言うのですね。田植え後の水を張った田んぼは日本の美ですね!季語の「植田」と思いつつ、どうも名字の「植田」へ頭が引きずられます(笑)

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    1. 田植えが済んだ田の面を風が吹いてゆく様子です。風で起きたさざ波は畦で止まり、風は畦をこえて隣の田んぼへさざ波を起こしてゆきます。田んぼは、水田→植田→青田→稲田→刈田へと移り変わってゆきます。

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  2. なるほど!さざなみと風の様子が分かりました。田んぼの移り変わりは全て名字になっていますね。日本の文化は稲作に根差していることを痛感しました。

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