2021年5月23日日曜日

手のひらのメモ薄れたる薄暑かな

手のひらのメモ薄れたる薄暑かな

失くさないように手のひらに書いたメモが消えそうに。
てのひらの めもうすれたる はくしょかな
季語:季語よみがな
初夏の頃、やや汗ばむほどの暑さをいう。大正年間に定着した季語。夏のはじめの感覚的な季語である。

2 件のコメント:

  1. 「分かる!」と思いました。少し汗ばんで消えそうになりますよね。弘君が別の病院にいる頃、1日の中で決まった時間しかパソコンが使えなかったり、パソコンの不調で数日使えなかったことがありましたね。私は、パソコンが使えない間に出来た俳句を記憶していることに驚いていました。

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    1. 看護師さんが時々腕や手のひらに何か書いているのを見て浮かんだ一句です。以前は意外と記憶力が良かったなぁと思います。近頃は一晩経つと忘れてしまうことが多いです。

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