2021年8月19日木曜日

秋めくや雲間に覗く空の色

秋めくや雲間に覗く空の色

雨がやんだ後の空の色になんとなく秋の気配を感じました。
あきめくや くもまにのぞく そらのいろ
季語:季語よみがな
周辺の景色や空気が秋らしくなってくることを言う。目や耳や肌で秋の訪れを感じ取った感慨がこの季語の本意である。

2 件のコメント:

  1. 暑い盛りにふっと秋を感じる。それが「空の色」だったのですね。秋の気配を感じる瞬間には、暑さがもうすぐ楽になる、という思いと同時に、ふと老いを感じるのと似た衝撃と寂しさがありますね。小田和正の「秋の気配」童謡「小さい秋見つけた」と同じ感動をこの句から貰いました。

    返信削除
    返信
    1. 雨が止んで雲の切れ間から見えた空の色は、数日前の焼け付くような空の色とは明らかに違っていました。夏の喧騒から秋の静けさへ移り変わる瞬間のような気がしました。

      削除