2021年9月16日木曜日

秋の灯や妙な癖あるしおり紐

秋の灯や妙な癖あるしおり紐

本のしおり紐の曲がり癖が妙に気になってグッと伸ばす。
あきのひや みょうなくせある しおりひも
季語:秋の灯(あきのひ)
秋の夜に灯す明りのこと。長い夜を明りのもとで静かに味わい、語らい、書に親しむ。夜学や夜業のための明りでもある。

3 件のコメント:

  1. 「妙な癖あるしおり紐」分かります。グッと伸ばしても元の形に戻ってしまいますよね。アイロンで伸ばす程のことでは無いし、しかし「秋の灯」の下で書に親しむ気持ちを邪魔する存在ですね。面白い句だと思いました。

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    1. しおり紐はまっすぐに本の下に出ていないと気になって、本を読む時間を取られて、そこで詠むのやめようとして、またしおり紐と格闘の末、本に挟み込んで一件落着。

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    2. しおり紐はまっすぐ本の下まで出ていないと気になって、本を読む時間を取られて、そこで本を読むのをやめようと、またしおり紐と格闘の末、本の間に挟み込んで一件落着!

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