2021年9月7日火曜日

良薬に水やはらかき白露かな

良薬に水やはらかき白露かな

良薬は口に苦し、食後の薬の苦さを和らげてくれる水。
りょうやくに みずやわらかき はくろかな
季語:白露(はくろ)
二十四節気の一つ。秋分より十五日前、九月八日頃。このころになると秋の気配が濃くなり、露けくなってくる。

2 件のコメント:

  1. 「白露」二十四節気の一つ。歴史を感じさせる美しい日本語だと思いますが、陰暦は実感を伴わないので、机上の勉強と感じてしまうところが、俳句の難しさの一つだと思います。しかしこの句は、病院の日常生活のありふれた一コマを美しく詠んで、水の甘さを想像させてくれました。

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    1. 今日が「白露」と知って、食後の薬を飲んだときの感じを季語を「白露」にして詠んでみました。

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