2021年10月28日木曜日

長き夜の我が身一つを持て余し

長き夜の我が身一つを持て余し

何をするでもなく天井をただぼんやりと眺める夜もある。
ながきよの わがみひとつを もてあまし
季語:長き夜(ながきよ)
秋の夜の長いことをいう。秋分が過ぎると、昼よりも夜が長くなり気分的にも、夜の長さが身にしみる。残暑もなくなり、夜業や読書にも身が入る。春の「日永」に対応する季語である。

4 件のコメント:

  1. 眠れない夜でしょうか?入院生活でなく、自由に動ければ外へ月を見に行くことも出来るでしょうが。想像すると辛いです。

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    1. 九時の消灯のあと二時間ほど俳句を考えます。出来ないときは俳句の「は」もでない。それでもどんどん考える、やめて寝ることは思わないだけでつづけるのですが、そこまで来ると眠くなるまで続けます。翌朝それを俳句の形にまとめてブログにアップしてやれやれです。

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  2. なるほど!そうして俳句を生み出すのですね。好きな俳句に向き合っている2時間は、苦しくもあり、しかしその苦しさも含めて楽しいのではないでしょうか。ということは、この句は辛い時間ではなく充実した時間なのかな。

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    1. 一日一句を始める前は、夜の時間を持て余していましたが、いつの間にか俳句を考えるようになりました。

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