2021年11月19日金曜日

影踏みの終れば帰る冬満月

影踏みの終れば帰る冬満月

89年ふりの、ほぼ皆既月食って部分月食じゃないの?
かげふみの おわればかえる ふゆまんげつ
季語:冬満月(ふゆまんげつ)
冬の満月。ただ満月といえば秋の月をさすが、冬は空が澄み、月の光が冴え冴えと降り注ぐ

3 件のコメント:

  1. 日が暮れて、影踏み遊びが終わって家に帰る頃、空には冴え冴えとした冬の満月が出ている。という読み方で良いのでしょうか。「帰る」が「冬満月」に掛かっている様にも感じられますが、意味がよくわからなくなるので、やはり「帰る」のは自分ですよね。言外に「家」の温かさが感じられる、詩情溢れる句だと思いました。

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    1. 月食で、満月が地球の影の中を通り過ぎていくのを見て、影踏みを思い出しました。月の影の中に地球が入れば日食、地球と月は互いに影踏みをしあってるんだと思いつきました。はじめは「影踏みの終れば帰る日短し」でしたが、満月の月食だったので、「日短し」を「冬満月」にしました。

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  2. なるほど!昨日は月食、それを詠んだ句だったのですか。日食、月食・・・文読んだだけでは良く分からないのでネットで図解を見て理解しました。

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