2022年2月23日水曜日

春炬燵うだり這い出てきたる猫

春炬燵うだり這い出てきたる猫

寒がりの猫も炬燵の中でうだってフラフラと這い出てきました。
はるごたつ うだりはいでて きたるねこ
季語:春炬燵(はるごたつ)
立春をすぎてもそのまま置いてある炬燵。立春後も寒さが続くので、名残り惜しくなかなかしまうことができない。

2 件のコメント:

  1. 炬燵で丸くなるはずの猫がうだって出て来た、「春炬燵」の温かさを感じる句ですね。「うだり這い出てきたる」が「猫」を丁寧に描写していると感じ、言い回しに工夫したのではないだろうかと思いました。

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    1. 猫の日から、家にいた猫のことをあれこれ思い出しました。炬燵の中でうだってフラフラと這い出てきたのも、思い出の一つです。まるでサウナに入っていたような様子でした。

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