2022年4月19日火曜日

遠ざかる夜のサイレン春深し

遠ざかる夜のサイレン春深し

静かな夜にどこかで鳴ったサイレンが遠ざかってゆきました。
とおざかる よるのさいれん はるふかし
季語:春深し(はるふかし)
春もたけなわをすぎて、いよいよ深まった感じをいう。実際には四月後半ごろのこと。

2 件のコメント:

  1. これは誰もが体験することですね。サイレンを聞くと(どんな人が運ばれて行くのだろう。無事なら良いのだが)と想像してしまいます。「春深し」夜の闇も深い、という連想も起きました。

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    1. 春の夜はなにか起こりそうな気がしてきます。そんな時サイレンが聞こえてくると、近づくか遠ざかるかがまた気になります。聞こえなくなると安心して眠ります。

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