2022年7月28日木曜日

西日濃し烏の声の暑苦し

西日濃し烏の声の暑苦し

西日が射してきてカラスの声がよけいに暑っ苦しい。
にしびこし からすのこえの あつくるし
季語:西日(にしび)
西の空に傾いた太陽。または、その光のこと。とりわけ真夏の午後の日射しは強烈で、夕方になっても衰えぬ日差しは耐え難いものがある。

2 件のコメント:

  1. 西日が濃くて烏の声がうるさかったら、暑い季節は更に暑っ苦しくて嫌ですね。抒情的な句は、敢えて寂しいなどと言わずに風景描写のみで、読み手に感じさせる方が格調高くなると思いますが、この句は思わず悪態が口から出た感じで、自然体が良いと思いました。

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    1. あまり暑いと頭の働きも鈍くなるようで、あれこれ考えるのも面倒くさくなってきます。

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