2022年8月11日木曜日

風入れて胡座し仰ぐ吊忍

風入れて胡座し仰ぐ吊忍

窓開けて風入れて胡座して吊忍を眺める。風流だなぁ。
かぜいれて あぐらしあおぐ つりしのぶ
季語:吊忍(つりしのぶ)
忍はウラボシ科の羊歯植物である。緑が美しく涼しげである。根茎を丸くたばね水苔でおおう。これをしのぶ玉という。風鈴を下げて軒下に吊るし水をやり涼しさを楽しむのである。夏の風物詩として江戸中期より親しまれてきた。

2 件のコメント:

  1. 「胡座し」「吊忍」分かりませんでした。あぐらはこう書くのか!吊忍は見たこともないし。でも時代小説を読んで昔の風俗や文化には興味が湧きます。風流を楽しむということは時間の余裕を感じます。

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    1. 昔見た光景で、当時は何だろう?と思っただけでしが、今思い出してみると心豊かな生活だったなぁと思います。

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