2022年8月21日日曜日

呼吸器の管の水滴夜の秋

呼吸器の管の水滴夜の秋

部屋の温度の変化で呼吸器の管に水が溜まって零れて冷やり。
こきゅうきの くだのすいてき よるのあき
季語:夜の秋(よるのあき)
夏の終り頃、夜になると涼しく何となく秋めいた感じのすることが
ある。立秋も近く去りゆく夏に一抹の寂しさを感じたりする。

2 件のコメント:

  1. 呼吸器の管の水滴は、暖かい時期は付きにくく寒い時期に付きやすいと解釈してよろしいでしょうか?夏の間は付かなかった水滴が、久し振りに夜付いていた。この夜は秋の気候になっていたのだ。と季節の移ろいを詠んだ句だと解釈しました。病室のコントロールされた温度の中で、微妙な季節の変化を感じ取った句だと思いました。

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    1. 呼吸器の管の水滴は夏よりは冬のほうが付きやすいですが、季節の変わり目で気温が変動するときが結露して水滴が溜まって腕やベッドに溢れて冷たくて困ります。

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