2022年11月25日金曜日

木漏れ日の吾が枕辺に冬浅し

木漏れ日の吾が枕辺に冬浅し

木の葉が落ち始めた木の間から午後の日が射して暖かです。
こもれびの わがまくらべに ふゆあさし
季語:冬浅し(ふゆあさし)
冬に入ったばかりの頃をいう。街路樹の落葉が始まり、しぐれたかと思えば小春日和もある。まだそんなに寒くないころである。

2 件のコメント:

  1. 美しい抒情的な俳句だと思いました。「吾が枕辺」格調高い感じがしました。まだ冬は浅く木漏れ日が入る病室は明るく暖かい。静かで落ち着いた雰囲気を感じました。

    返信削除
    返信
    1. 日が短くなって木立の様子が冬めいてきました。窓の外の木の枝も葉が落ち始めて木漏れ日がベッドの上まで射してくるようになりました。

      削除