2023年2月16日木曜日

春浅し素通りしてゆく雲白し

春浅し素通りしてゆく雲白し

カラカラ天気で目もカラカラ雲を見て一雨ほしくなります。
はるあさし すどおりしてゆく くもしろし
季語:春浅し(はるあさし)
立春をすぎたのに、まだ春めいていない感じをいう。暖かいところでは梅が咲き、目白などが飛び交っているが、東北の日本海側などではまだ厚い雪に覆われている。風も冷たく、時には厳寒のころの気温に戻ったりもする。雪の中から蕗の薹を見つけるのもこのころ。「早春」よりも主観の入った季語と言えよう。

2 件のコメント:

  1. 「春浅し」「雲白し」が響き合っています。立春を過ぎたもののまだ春めいていない空を白い雲が「素通りしてゆく」この素通りしてゆくが弘君が言いたいことで、要するに雨を降らせずに行ってしまうということですね。「雲白し」が実用的でない飾り物の雲を指してているかのようです。

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    1. 湿度が20~30%で乾燥注意報の日々、一雨降った程度では解消しないようです。今日も雲が出てきたと思ったのも束の間で、一雨もなく通り過ぎていってしまいました。

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