2023年2月9日木曜日

遠き日の今では吹けぬシャボン玉

遠き日の今では吹けぬシャボン玉

誰が吹いているのか窓の外をシャボン玉が飛んでいます。
とおきひの いまではふけぬ しゃぼんだま
季語:シャボン玉(しゃぼんだま)
石鹸水をストローの先につけ、軽く息を吹き込んで泡を膨らませる遊び。すぐに割れることもあれば風に乗って遠くまで飛ぶこともある。春らしいのどかな遊びである。

2 件のコメント:

  1. 「遠き日の」幼い頃特別なものではなかったシャボン玉。でも童謡「シャボン玉」の歌詞にもあるように、儚さの象徴でもあり、私達の心とも深く関わっている遊びですね。「今では吹けぬ」が弘君の気持ちをストレートに伝えていて、読み手の心をズキンとさせます。

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    1. 久しぶりにシャボン玉を見ました。シャボン玉がこんなにきれいなことを忘れていました。昔よく遊んだことを懐かしく思い出しましたが、人工呼吸器を使う様になった今ではその力もないことに寂しくなりました。

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