2023年4月28日金曜日

病窓に双子のような春の山

病窓に双子のような春の山

穏やかに日を浴びて双子のような春の山が並んでいます。
びょうそうに ふたごのような はるのやま
季語:春の山(はるのやま)
春の山は動植物の生気に満ちている。暖かな日の光を浴びて草木は芽吹、鳥獣は恋に余念がない。

2 件のコメント:

  1. 双子だった父親を意識しての句かと思いました。私もふと(父はどんな気持ちだったのだろう)と考えることがあります。春もあり夏も秋も冬もあったのでしょうね。

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    1. 小さな山で横鳴っていると見えませんが、背中を起こすと見えてきます。双子と言っても、同じに見えて、どこか違っているものです。父と伯父を、子供の頃はよく間違えましたが、いつの間にか間違えることはなくなりました。

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