亡くなった坂本龍一さんの言葉に映画「生きる」の主人公がブランコを漕ぎながら「命短し恋せよ乙女…」と唄うシーンを思いました
ふらここや いのちみじかしとは おもわずに
季語:ふらここ(ふらここ)
ぶらんこのこと。上方に渡した棒や梁から二本のロープをたらして台座を吊った遊具。台座に乗り、足を前後させたり伸縮させたりしてこぐと大きく揺れる。寒い間はかえりみられることもないが、暖かくなるにしたがって、子供たちを誘う。
季語:ふらここ(ふらここ)
ぶらんこのこと。上方に渡した棒や梁から二本のロープをたらして台座を吊った遊具。台座に乗り、足を前後させたり伸縮させたりしてこぐと大きく揺れる。寒い間はかえりみられることもないが、暖かくなるにしたがって、子供たちを誘う。
「ふらここ」がブランコで春の季語とは初めて知りました。映画「生きる」の名場面の描写と坂本龍一さんの死去を重ねた句であることは分かりましたが「とは思わずに」が難しかったです。癌に侵されても「命短しと思わずに」諦めずに音楽や社会活動を行った坂本さんの生き様を称える句と解釈しました。
返信削除ブランコは子供のころ乗ったことがあると思います。その頃は楽しく遊んだ思いがありました。映画「生きる」の「命短し恋せよ乙女」も、坂本龍一さんの「芸術は長く人生は短し」も、社会活動や音楽活動を重ねてきて、更に続けたいと思ってもできないと気がついた悲しさや、未来に託す思いに感動するのだと思います。ブランコにまた乗ってみたくなりました。
削除