2023年5月17日水曜日

青梅の一つを拾う木陰かな

青梅の一つを拾う木陰かな

散歩の途中道に梅の実が一つ二つ葉陰には沢山の青梅が。
あおうめの ひとつをひろう こかげかな
季語:青梅(あおうめ)
熟さない梅の実をいう。梅は梅雨のころ、みずみずしい浅みどりの芳香のある実を結ぶ。固くて酸味が強いが、梅酢や、梅酒、煮梅などを作る。梅干は黄をすこし帯びた実を用いる。

2 件のコメント:

  1. とても具体的な行動が描かれた句ですね。梅の木陰は木漏れ日で明るく照らされ、地面には青梅の実がいくつか落ちているのが目に浮かびます。初夏のワンシーン、散歩の解放感と今その季節を目一杯楽しんでいる作者の心情が伝わって来ました。

    返信削除
    返信
    1. 暑くなった日の木陰にホッと息をついたとき「梅の実が落ちてますよ」と一つ拾って見せてくれました。まん丸い青梅の色が爽やかでした。見上げれば葉陰に沢山の青梅が生っていました。

      削除