2023年6月18日日曜日

緑蔭のまぼろし父の車椅子

緑蔭のまぼろし父の車椅子

緑蔭を眺めると緑色の父の車椅子を思い出します。
りょくいんの まぼろし ちちのくるまいす
季語:緑蔭(りょくいん)
夏の日差しのもとのよく繁った木の陰をいう。日差しが強くなってくると緑陰の涼しさは何よりである。緑陰で読書をしたり昼寝をしたり、家族で食卓を囲んだりするのも楽しい。

2 件のコメント:

  1. 「緑陰」に亡き父の車椅子が見えたのでしょうか。実際にまぼろしを見たのではなく、父を偲んで車椅子姿を想像したのかも知れません。弘君がご両親を大切に思う気持ちが表れた句だと思いました。

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    1. 今日は父の日でした。俳句を作るきっかけとなった、父の一周忌に詠んだ「葉桜や父の使いし車椅子」から続いている俳句作りを想いながら、今年また「父の車椅子」で詠みました。

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