2023年6月22日木曜日

寝不足の夜を残して夏至は過ぐ

寝不足の夜を残して夏至は過ぐ

一年で最も短い夜を眠れずに過ぎた朝は白夜のような梅雨空。
ねぶそくの よるをのこして げしはすぐ
季語:夏至(げし)
二十四節気の一つ。この日北半球では、太陽は最も高いところに あって一年中で昼が一番長い。だが、実際には梅雨のさ中である ために、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。

3 件のコメント:

  1. 夜が一番短い「夏至」が過ぎた。一番短い夏至の夜は眠れなかった。夜を「残して」「過ぐ」という表現で、時間の経過が列車が通過するように目に見える感じになっていますね。説明文の「白夜のような梅雨空」も詩的で、もう一句出来そうだと思いました。

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    1. 夏至は昼が一番長く夜が一番短い日。寝苦しくて夜中に目が覚めて、眠ったと思ったら夜が明けて、窓の外は梅雨空で白夜のような朝でした。一昨年「白夜とはどんな明るさ朝曇」という句を作っていました。

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  2. 一昨年の白夜の句も良いですね。

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