2023年7月18日火曜日

食道を粥の熱さや日の盛

食道を粥の熱さや日の盛

あわてて飲み込んだ熱い粥が食道をゆっくり下りてゆく!
しょくどうを かゆのあつさや ひのさかり
季語:日の盛(ひのさかり)
夏の一日、最も太陽の強く照りつける正午頃から三時頃までをいう。人間も動物も暑さにじっと耐えるひと時である。

3 件のコメント:

  1. 連日、猛暑が続きます。昼食のお粥の一口の熱さに慌てて飲み込むと食道を熱いお粥がゆっくり下りてゆき胃に収まった途端、どっと汗がわいた昼です。

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  2. 「日の盛」は暑い、「食道」を通る「粥」も熱い。お粥をモリモリ食べて、外は太陽がギラギラ照り付けて、生命力を感じる句だと思いました。

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    1. 冷やし素麺を食べたくなる暑さです。

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