2023年7月28日金曜日

遠雷やラヂオのコイル巻いていた

遠雷やラヂオのコイル巻いていた

雑誌の付録の鉱石ラジオを作っていた夏休みを思い出した。
えんらいや らじおのこいる まいていた
季語:遠雷(えんらい)
積乱雲の中などで雲と雲、雲と地上の間で放電現象が起きたもの。電光が走った後に雷鳴がとどろく。光と音の時間差でその遠近を測る。
    

2 件のコメント:

  1. 中学生ぐらいの時でしょうか、自分の手でラジオを作るのはロマン溢れる作業でしたね。ラジオは音声だけだし、電波状況で聞こえが悪かったり、その分想像力をかき立てる存在ですよね。「遠雷」の季語が中七下五の状況のBGMとして、凄く合っていて、「ラヂオ」のノスタルジックの表記と相まって、セピア色の昭和40年代を感じさせる句だと思いました。

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    1. 月刊誌「子供の科学」の付録が鉱石ラジオのときがありました。キットを開けると部品が出てきましたが、これでラジオができるの?と思いながら、エナメル線のコイルを巻き始めました。後で考えると、このコイルの巻き方に問題があったことが原因で、ラジオが聞こえなかったようでした。残念!

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