2023年8月12日土曜日

あゝそうだあの八月の茜雲

あゝそうだあの八月の茜雲

茜雲忌と呼ばれ、日航機墜落事故で五二〇人が亡くなった日。
ああそうだ あのはちがつの あかねぐも
季語:八月(はちがつ)
立秋を迎え、暦の上では夏から秋へと季節はかわる月。実際にはしばらく暑い日が続くが、そうしたなかにも暑さはさかりを越え、徐々に秋の気配が濃くなってゆく。

2 件のコメント:

  1. 八月の茜雲を見て、昔の記憶を呼び覚ましたのですね。その記憶が何であったのか。茜雲ですから朝焼けとも夕焼けとも取れます。八月と言えば原爆、終戦記念日か、夏休みの個人的な思い出か。何か感傷的な気持ちだと想像出来ました。説明を読んで日航機墜落事故を詠んだと分かり、あれも辛い事件だったと思い出しました。読む人によっていろいろな思い出に繋がる美しい句だと思いました。

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    1. ニュースで「今日は38年前に日航機墜落事故があった日です」と聞いて、ああそうかあれから38年も経ったのかと、当時のことを思い出しました。事故で亡くなられた方が520名もあったことに驚きました。その中に歌手の坂本九さんがいて、あの笑顔と歌声が聞けなくなるのを寂しく思いました。

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