2023年8月30日水曜日

風はなお熱を孕んで百日紅

風はなお熱を孕んで百日紅

久しぶりに散歩に出ると残暑の光と風と百日紅の紅が真夏です。
かぜはなお ねつをはらんで ひゃくじつこう
季語:百日紅(ひゃくじつこう)
梅雨明けごろから九月末まで咲き続ける木の花。「百日紅(ひゃくじつこう)」の名は、百日ものあいだ咲きつづけることに由来する。花の色は紅のほかに白、紫もある。樹幹の肌が滑らかで、「猿も滑る」ところからこの名がある。

2 件のコメント:

  1. 第一印象は(とても心地よく読める句)だと思いました。脳裏に浮かんだ映像では、熱を孕んだ風が百日紅の花の赤色を更に鮮やかにしているように感じました。朝晩は微妙に風が涼しくなっているように感じますが、日中はまだ残暑が厳しいですね。

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    1. 散歩に出る時間はいつも午後2時ごろで最も暑い時間で、しばらく外に出るのは控えていましたが、今日は思い切って散歩に出てみました。日の光はまだまだ灼けるようで、風もありましたが熱のこもった風でした。帰ろうとした時駐車場の向こうに百日紅が鮮やかに咲いているのが見えました。

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