2023年10月15日日曜日

蜻蛉とまれば枝になりきる軽さ

蜻蛉とまれば枝になりきる軽さ

トンボが飛んできて枝の先にスッと止まる身の軽さに憧れます。
とんぼとまれば えだになりきる かるさ
季語:蜻蛉(とんぼ)
鬼やんま、塩辛蜻蛉、蜻蛉釣トンボ目に属する昆虫の総称。あきつ、やんまなどともいう。腹部は細長く円筒状。透明な二対の翅で飛び、大きな複眼を持つ。日本国をさす「あきつしま」は、蜻蛉が尾を咥えあった形に似ているからという故事による。

2 件のコメント:

  1. 七七三のリズム。平易な言葉で映像を思い浮かべて行き、「軽さ」の三音で終わった時、実際にスッと蜻蛉の重さが空に消えて行くように感じました。言葉の魔法を見せられました。とても詩的。素晴らしい!

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    1. トンボの飛翔能力は一番だと感じています。滑空したかと思えば止まってホバリング、上昇下降も自由自在で、細い枝先や草の先にもピタリと止まる、いつも感心します。

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