2023年11月13日月曜日

凩や躓いて仰ぐ青空

凩や躓いて仰ぐ青空

昔からよく失敗をしてきましたが気持ちの切り替えは早いほうでした。
こがらしや つまずいて あおぐあおぞら
季語:凩(こがらし)
冬の到来を告げる強い北風。乾いた木の葉を吹き落とし、木を枯らす風という意味もある。吹き飛ばされた枯葉は風の道筋を追いかけてゆく。

2 件のコメント:

  1. そのまま読めば、つまづいて転んでしまい(なんてこった!)という感じで上を向いて青空を見た、ということになると思います。実際にそういう意味も重ねているのかも知れませんが、この句では人生で躓いても青空を仰ぎ見てまた立ち上がる、という前向きな気持ちを詠んでいるのだと思いました。凩が人生の厳しさを表し、青空が清々しい勇気を表して、読むと俺も頑張ろうと思える句だと思いました。躓いては難しい漢字ですね。

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    1. 実体験は、寒い日で体の動きが悪く、つまづいて転んだときのことですが、障害を負ってくじけそうになりながら、たくさんの励ましをもらい、負けてたまるかと、心を強くできたことを重ねて詠んだ一句です。そこまで読み取って頂いてありがとうございます。

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