2023年11月27日月曜日

来し方を偲びつ霜の夜のしじま

来し方を偲びつ霜の夜のしじま

天に召された人生を偲びつつ静かな夜の夢の中をさまよっています。
こしかたを しのびつ しものよのしじま
季語:霜の夜(しものよ)
晴れた寒気のきびしい夜に、霜は降りる。家にいても、しんしんと寒さがつのる。夜空には星が澄んで見え、一段と輝きをましている。こんな霜の降る夜のことである。

2 件のコメント:

  1. 天に召された我が妹は、障がいを持ちながら、若い頃は弘君同様に実社会で頑張り、結婚・出産・子育て、障がいの進行、そして最近は弘君の俳句の感想を述べ合う紙面の発行。妹の周りにはいつも小さくても温かい人の輪がありました。妹を偲ぶ、家族・友人、皆の心に寄り添ってくれる句だと思いました。

    返信削除
    返信
    1. 障がいを自分の力で乗り越えてきた強さはすごいなあと思います。その強さ明るさは、お父さんお母さんの強さ明るさを受け継いできたからなのだと思います。そんなことをベッドの中で考えています。

      削除