2023年11月30日木曜日

隙間風鏡の中の独りぼっち

隙間風鏡の中の独りぼっち

冷え込んだ夜はガラス窓から冷気が忍び寄って余計に寂しくて。
すきまかぜ かがみのなかの ひとりぼっち
季語:隙間風(すきまかぜ)
障子や戸の隙間から入ってくる冷たい風のこと。隙間に目張りをしてこれを防いだりする。身にしみる風である。

3 件のコメント:

  1. 妹は、大変な生活の中でもユーモアを持って俳句を作り続ける弘君を尊敬していました。その俳句を親戚、友人に紹介するうちに、皆が妹へ寄せる感想を紙面にすると、それは弘君の俳句を中心とした井戸端会議みたいに楽しいものになりました。妹は人と人を繋げ、それは自分が居なくなった後も皆が生きるため、と言っていたそうです。私も妹のお蔭で今が一番弘君と繋がっている気がします。

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    1. この数日何をして何を考えていたのか、独りぼっちで落ち込んでいました。そんな一日一日の終わりに習慣となった俳句を頭の中で思い浮かべながら眠りつきます。この習慣が身についたのは、従妹のお陰、従妹が作って繋いでくれた人と人の思いのお陰です。従妹には大きな負担をかけてしまったこと悔やんでも悔やみきれない思いです。

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  2. 負担だなんてとんでもないです。妹は本当に楽しんでやっていました。弘君の俳句の感想集は、妹の渾身の作品でもありました。

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