2023年12月18日月曜日

冬耕や一句推敲また一句

冬耕や一句推敲また一句

一日を振り返って一句を詠んでは推敲を繰り返す大切な時間を今日も。
とうこうや いっくすいこう またいっく
季語:冬耕(とうこう)
稲刈りのすんだあとの田や、秋野菜の収穫を終えた畑を冬の間に鋤き起すことである。備中鍬をつかい土を大きく起しておく。起した田畑は草が生えにくく、土壌が肥えてきて、春の作物がよく実る。

2 件のコメント:

  1. 農民が畑を耕すように、私も一句詠んでは推敲し、また一句詠んでは推敲している。それは大変な作業だけれども、作物が実るように句が出来る喜びを感じながら、今日も作業が出来る幸せを感じている。そうして出来た一句を、ただ味わう人になっている自分を少しばかり反省?しました(笑)この句の意図はそうではない、と思いつつ。

    返信削除
    返信
    1. 日々の出来事を一つ一つ思い返しながら一句を詠む時間は楽しみでもあり、一句にまとまらない時間は苦しみでもあります。出来たと思っても読み返してみると気になるところが目について、どうしようか考え始めるとますますまとまらなくなる。そんなとき土を耕す人のことが頭に浮かびました。

      削除