火事で焼け焦げた家の周りに真っ黒な鴉が数羽集まっていて寒々しい。
かじあとに たむろしておる かんがらす
季語:寒鴉(かんがらす)
寒中に見る鴉をいう。ところどころ雪のある冬田の中を、鴉が餌を求めて歩く。一、二羽で現れることが多く、なんとなく哀れで親しみがわく。餌の無き、厳しい冬を生き抜く姿に惹かれるものがある。
季語:寒鴉(かんがらす)
寒中に見る鴉をいう。ところどころ雪のある冬田の中を、鴉が餌を求めて歩く。一、二羽で現れることが多く、なんとなく哀れで親しみがわく。餌の無き、厳しい冬を生き抜く姿に惹かれるものがある。
「火事跡」に何か食べ物でもあったのでしょうか?私は「鴉」に良いイメージが無いのですが、見るのも辛い火事跡に寒鴉が屯している光景は、まさに寒々しい感じがします。TVニュースで目にした光景を詠んだのでしょうか、画面に映る一瞬を切り取って、上手く五七五にまとめて流石だと思いました。
返信削除このところ毎日のように何処かで火事が起きています。この日も火事のニュースが流れました。焼け落ちた家の前に真っ黒な鴉が数羽たむろしている様子が薄気味悪く寒々と感じました。
削除