2024年1月30日火曜日

生きるとは老いてゆくこと春近し

生きるとは老いてゆくこと春近し

人間は生きてゆけば日々衰えてゆくことに気づいても、春はやってきます。
いきるとは おいてゆくこと はるちかし
季語:春近し(はるちかし)
寒さも峠を越して、春が訪れようとする感じをいう。「春待つ」には心持ちが入るが、春近しはその季節の感じを詠む場合が多い。

2 件のコメント:

  1. 「生きるとは老いてゆくこと」真理ですね。深刻な上五中七と下五「春近し」の対比が際立っていると思いました。それでも春は近い、生きていればまた温かい春が来るよ、というニュアンスが感じられました。深い句だと思いました。清

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    1. 生きてゆけば体の何処かに何らかの不具合や衰えがあるのは当然のことなのに、まだまだ大丈夫と思いこんでいます。はっきり検査結果を説明されても今はまだ納得できない思いでいます。工夫を重ねて改善できる方法はないか前向きに考えていこうと思います。

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