2024年2月29日木曜日

階段を一段とばし二月尽

階段を一段とばし二月尽

階段を一段とばしで駆け上がる人を羨ましく見ていた二月の少年だった。
かいだんを いちだんとばし にがつじん
季語:二月尽(にがつじん)
二月の終わること。しだいに日が長くなり、寒さが緩んでくるころ。

2 件のコメント:

  1. 奇遇ですね。今日私も「一段とばし」を思ったのです。今は膝が痛いのでゆっくり階段を登っていますが、ふと(若い頃は一段とばしで駆け上がったな)と思ったのです。この句は「一」と「二」が響き合い、「一段とばし」で30日31日を飛ばして「二月」が終わる、という句ですね。発想が面白いですね。

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    1. 小学校の頃は教室が一階でしたが、中学校からは二階三階への移動もあり、その頃から筋力の衰えで、階段は壁につかまりながら一段づつ上り下りしなくてはならず、階段を一段とばしに駆け上がるのを想像していました。

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