2024年3月21日木曜日

故郷を遠く思ふや彼岸西風

故郷を遠く思ふや彼岸西風

お彼岸のお墓参りを何年も出来ずに故郷を思えは強い西風が身に沁みます。
ふるさとを とおくおもうや ひがんにし
季語:彼岸西風(ひがんにし)
春の彼岸のころに吹く西風。やわらかな西風もあるが、寒さの残る西風もある。この風が過ぎると、日増しに暖かくなる。

2 件のコメント:

  1. 室生犀星の「ふるさとは遠くにありて思うもの」千昌夫の「あの故郷へ帰ろかな、帰ろかな」故郷、母親は誰もが持つ原点ですね。弘君の故郷相良にも強い彼岸西風が吹きました。故郷を思う弘君の気持ちが伝わって来て、胸が熱くなりました。

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    1. 春の暖かさを吹き飛ばすような北西の風が吹きました。「暑さ寒さも彼岸が過ぎるまで」続きそうです。箱根病院から見れば故郷は西なので、彼岸西風は故郷から吹いてくる風のように感じます。

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